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書籍名: |
増補 現代美術逸脱史 1945-1985
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著者名: |
千葉成夫 |
発行所: |
筑摩書房 |
判型: |
文庫 |
ページ: |
491 |
価格(税込): | ¥ 1,650 | 価格(税別): | ¥ 1,500 |
発行年月: |
2021.09 |
商品コード: |
48051070 |
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「美術」とは何かが問い直される時代にあって、日本の美術家たちは、どのような思想のもとにいかなる創作活動を展開してきたか。具体、ハイレッド・センター、もの派、美共闘、ポストもの派。戦後40年の日本美術の流れを跡付け、欧米の模倣でもなく、伝統への回帰でもないその逸脱の軌跡の中に、日本固有の「美術」の萌芽を読みといていく。作品や展覧会をもとに論じるだけでなく、針生一郎、宮川淳らの批評や、李禹煥ら作家の思想も追った。「類としての美術」を提唱した鮮烈な批評にして画期的通史、およそ100頁の増補を加えた決定版。解説:光田由里
■目次 ・序 ・第一章 「具体」―アンフォルメル―「反芸術」 批評の推移 「具体」とは何か アンフォルメル 「反芸術」のとらえなおし
・第二章 一九六〇年代 ハイレッド・センターから「環境芸術」へ 日本概念派
・第三章 「もの派」 「もの」の位相の展開 世界とのかかわりの思想
・第四章 一九七〇年代 美術学生の反乱 類としての美術 美術の現在
・増補 この先へ 増補へ 「もの派」の展開と変容 「ポストもの派」の展開1 「ポストもの派」の展開2 「いま」のあとさき
・註 ・あとがき ・文庫版あとがき ・文庫版解説にかえて 光田由里
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