|
書籍名: |
建築・権力・記憶 ナチズムとその周辺
|
著者名: |
ヴィンフリート・ネルディンガー 著、海老澤模奈人 訳 |
発行所: |
鹿島出版会 |
判型: |
菊版 |
ページ: |
311 |
価格(税込): | ¥ 4,180 | 価格(税別): | ¥ 3,800 |
発行年月: |
2009.01 |
商品コード: |
30604522 |
|
|
ナチズムの時代には、建築が政治の手段として最大限利用された。建築は社会的所産であり、歴史的状況の産物であるという視点に立ち、20世紀初頭の建築の意味を改めてわれわれの前に示す、重厚な論文集であり、歴史書であるといえよう。(鈴木博之氏 帯より) ■目次 ・編者まえがき ・序 ・建築と国家 政治的建築-厄介な概念についての考察/この支配者の軸線を貫いて明瞭な線を引く-帝国と連邦共和国の間のシンメトリー、軸線、記念碑性をめぐる議論/芸術と階級闘争の間で-1920年代の機能主義の位置づけ ・建築と権力 「美装の暴政」-スターリン時代の建築に関する短い見解/リットリオ宮と総統官邸-ファシズムとナチズムの権力中枢の比較・ジュゼッペ・テラーニと建築家の責任 ・ナチズムの建築 1933−35年の建築設計競技に見られる前衛の試みと葛藤/ナチズム下の建設活動-その全体像へのまなざし/ナチズムの建築様式-「インターナショナルな新古典主義」と地域主義の間で ・ナチズムの遺産と取り組む ナチズムの過去の痕跡との取り組み-考えないようにしてきたことを示すもの/節約の炎に浮かぶ記憶-ミュンヘンにおけるナチズム時代の建築との取り組み/テロのトポログラフィー-ミュンヘンの場合 ・ミュンヘン・ナチズム建築MAP ・訳者あとがき
|
|
|
|
|