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書籍名: |
村野藤吾建築設計図展カタログ 8 文化遺産としての村野藤吾作品
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著者名: |
竹内次男 監修、松隈洋 総括 |
発行所: |
京都工芸繊維大学 |
判型: |
A4 |
ページ: |
152 |
価格 : | 在庫なしのため未定 (入荷後状態によって価格設定を行います) |
発行年月: |
2006.12 |
商品コード: |
N0080363 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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高額古書 |
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2006年、広島市の「世界平和記念聖堂」が、戦後の建築として初めて国の重要文化財に指定された。その他にも、2005年に宇部市の「渡辺翁記念会館」が国の重要文化財に指定され、2003年には尼崎市の「大庄公民館」が国の登録文化財に指定されている。同じく2003年に近代建築の保存についての国際組織DOCOMOMO日本支部が選んだ、日本に現存するモダニズム建築100選の中には、5つの村野作品が入っている。こうした近年の村野藤吾作品への評価の高まりを受けて、第8回村野藤吾建築設計図展は「文化遺産としての村野藤吾作品」をテーマとしている。文化財として認定された上記作品と1970年までに竣工した重要作品の合計10作品を選び、多比良敏雄の写真とあわせて、京都工芸繊維大学が所蔵する図面・スケッチ類を紹介する。
■目次 ・ごあいさつ ・村野藤吾と「文化財」概念 石田潤一郎 ・文化遺産としての村野藤吾作品 竹内次男 ・作品図版 1.森五商店東京支店(1931年)近三ビルを受け継ぐ 大平滋彦 2.宇部市民館(1937年)激動の昭和初期に残された名作 砂野秀裕 3.大庄村役場(1937年)大庄村役場-その民衆の形と公共の形- 笠原一人 4.世界平和記念聖堂(1953年)祈りの造形が求めたもの-村野藤吾の近代建築- 松隈洋 5.都ホテル佳水園(1959年)継承・持続の姿勢 西村征一郎・佳水園雑感 川畑博美 6.早稲田大学文学部校舎(1962年)早稲田大学文学部校舎-1962年のけがれなき学び舎- 上林功 7.日本生命日比谷ビル(1963年)文化財としての日本生命日比谷ビル 福原和則 8.甲南女子大学(1964年)六甲山麓の景観を彩るキャンパスの校舎群 甲南女子大学 山田雄祐・甲南女子大学キャンパス建築群にみる村野のものづくり 神戸嘉也 9.千代田生命本社ビル(1966年)文化的価値の継承-千代田生命本社から目黒区総合庁舎へ- 降旗千賀子 10.西宮トラピスチヌ修道院(1969年)修道院という世界にふれて 川畑博美・シトー会西宮の聖母修道院-西宮トラピスチヌ修道院- 奥藤圭造 ・インタビュー ・藤森照信氏に聞く「村野藤吾と日本近代建築」 聞き手 松隈洋 ・堀勇良氏に聞く「村野藤吾作品の重要文化財指定をめぐって」 聞き手 松隈洋 ・図面リスト ・村野藤吾建築作品リスト(1970年まで) ・謝辞
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