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書籍名: |
森と建築の空間史 南方熊楠と近代日本
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著者名: |
千田智子 |
発行所: |
東信堂 |
判型: |
A5 |
ページ: |
278 |
価格(税込): | ¥ 4,819 | 価格(税別): | ¥ 4,381 |
発行年月: |
2002.12 |
商品コード: |
88713472 |
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日本の空間に棲んだ「神」は「死んだ」のか?明治政府による「イセ」を頂点とする神々の一元化は、人々から自然への無償の愛を奪った。これに抗し、森の神性を守ろうとした南方熊楠と、その対極に位置したはずの日本近代建築の祖、伊東忠太との奇妙な共通性に潜む意味を読み解き、近代日本から「逸脱」する知の可能性を探る、渾身の力作! ■目次 ・図表一覧 ・序章 ・第1部 明治・大正期の宗教政策と国土再編 第1章 「神道」の近代性/第2章 「神道」=「非宗教」へ/第3章 神社のシンボル化と神社合祀 ・第2部 近代に向かう空間と知 第4章 近代の神社創建/第5章 「保存」の政治/第6章 伊東忠太と南方熊楠―「廃絶」と「保存」から逸脱する知性 ・第3部 空間の近代化と南方熊楠の思想 第7章 「事の学」―ヨーロッパ的科学思想と密教的世界観の統合/第8章 環境との雑り/第9章 空間に導かれる倫理 ・終章 あとがきに代えて
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