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書籍名: |
吉阪隆正パノラみる 新訂版
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著者名: |
齋藤祐子 監修、アルキテクト+北田英治 著・編集 |
発行所: |
建築資料研究社 |
判型: |
A4変 |
ページ: |
256 |
価格(税込): | ¥ 3,520 | 価格(税別): | ¥ 3,200 |
発行年月: |
2022.12 |
商品コード: |
86358838 |
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2022年3月19日〜6月19日の期間で東京都現代美術館において開催された、吉阪隆正の展覧会「吉阪隆正展ひげから地球へ、パノラみる」に向けて製作された関連書籍の新訂版。 近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事し、戦後モダニズムの思想を日本に紹介、実践した建築家・吉阪隆正。一方で、建築だけにはおさまらない、領域を横断するような活動に取り組み、地球を駆け巡ったその行動力から、建築界随一のコスモポリタンと評されてきた。本書は、そんな吉阪隆正の活動の全体像にふれる展覧会の資料として製作された関連書籍に、加筆訂正を施した新訂版。展覧会の興奮がここに甦る。
■目次 ・一生かかってやりたい仕事 吉阪隆正 ・「はじめに 出発点から、有形学へ」 齋藤祐子 ・ メビウスの輪 ・「私はその他大勢である 吉阪隆正」 樋口裕康 ・「ナメクジはなぜ干からびたのか」 藤森照信 ・「吉阪隆正の謎かけ」 内藤廣 ・「吉阪隆正との対話、特に有形学をめぐって」 中谷礼仁 ・「宇宙船ビーグル号の建築家」 磯達雄
・出発点 吉阪隆正をめぐる旅 構成:春井裕、/年譜 吉阪隆正集全17巻/「日本生活学会と吉阪隆正」後藤春彦 「平和に暮らせる人類世界へ 晩年の吉阪隆正と日中友好交流について」余飛 ル・コルビュジエと私/「ル・コルビュジエの来日と西洋美術館の設計協力の中で」松隈洋
・ある住居 吉阪自邸/「吉阪自邸という、吉阪体験」齋藤祐子 U研究室アトリエ
・建築の発想 浦邸/「夙川の家と吉阪先生と浦太郎」浦環 ヴィラ・クゥクゥ/丸山邸/樋口邸/三澤邸/「写真を旅する」北田英治 海星学園/呉羽中学校/南山小学校計画/ヴェネチア・ビエンナーレ日本館 「天から水汲む、逆さ井戸 ベネチアビエンナーレ日本館」本橋仁 日仏会館/1959m.suzuki/吉阪家之墓 コンゴ・レオポルドビル文化センター計画国際競技設計 江津市庁舎/「市民の庁舎、江津市庁舎の60年」山本雅夫 「旧江津市庁舎の特徴的な構造」丸田誠 アテネ・フランセ/天竜川治水記念碑/生駒山宇宙科学館 箱根国際観光センター計画競技設計/大学セミナー・ハウス 「ぐるぐるつくる大学セミナーハウスの活動」田中茂 「いびつな縫い目」村上慧 「吉阪先生とU研究室とセミナーハウスと私」富田玲子 「コンクリートの構造模型」齋藤祐子
・山岳・雪氷・建築 涸沢ヒュッテ/「涸沢ヒュッテの建築と雪氷対策」梅干野成央 黒沢池ヒュッテ/野沢温泉ロッジ、ニュー・フサジ、大観峰、雪氷 「K2へ」大谷映芳
・原始境から文明境へ 赤道アフリカ横断 北米大陸横断・マッキンレー山西南稜登攀 「歩く人・吉阪」鈴木恂
・あそびのすすめ パタパタ・スケッチ 「吉阪隆正地平への眼差し パタパタ・スケッチでパノラみる」内木博喜 アーッ
・有形学へ 「吉阪隆正の都市計画をたどる 都市と人間存在を往還する思考」吉江俊 大島元町復興計画/21世紀の日本列島像/弘前・津軽/杜の都仙台のすがた 「吉阪と道(タオ)、いるかについて」マンフレッド・シュパイデル 韓国集落調査/農村公園/「疾風アルキテクト」嶋田幸男 東京まちのすがたの提案/「吉阪先生の背中を見て」郭中端
・あとがき 嶋田幸男
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