|
書籍名: |
坂倉準三とはだれか
|
著者名: |
松隈洋 |
発行所: |
王国社 |
判型: |
四六 |
ページ: |
214 |
価格(税込): | ¥ 2,090 | 価格(税別): | ¥ 1,900 |
発行年月: |
2011.03 |
商品コード: |
86073050 |
|
品切 / 探求書申込扱いとなります。
|
|
坂倉準三のモダニズム建築は生きている。 坂倉は1931〜36年までル・コルビュジエのアトリエで修業、37年に「パリ万国博覧会日本館」でデビュー(グランプリ受賞)、戦後鎌倉の「神奈川県立近代美術館」の設計で本格的な建築家活動に入った。常日頃から「人間生活の多層な場面に触れることから得た、身体化した建築家の知がなければ設計など出来ない」を持論とした。「飯箸邸」から「国際文化会館」「新宿西口広場・地下駐車場」まで、住宅から建築、都市計画まで公共と民間を自由に横断するスケールの大きい仕事を支えていたのは、人間中心の環境に近代化するための実践の精神であった。今年は生誕110年にあたる。モダニズム建築の重要性とその存続が同時に問われている今こそ、坂倉の足跡を丹念に辿り直すことは意義深い。
|
|
|
|
|
|