数寄屋建築の近代化で日本近代建築史に不滅の足跡を残した吉田五十八が折りに触れて語り、執筆したエッセイ集。
■目次 饒舌抄/続 饒舌抄/続々 饒舌抄/和装の七紐/川合玉堂画伯の画室を語る/吉屋さんの家/家族中心の新提唱/目覚めよ十三対一 数奇屋建築家に与ふ/柱ばかりの家 建築界の宿弊を打破して/能率的な居間 吉屋信子邸/日本建築 座談会 岸田日出刀 吉田五十八 堀口捨己 谷口吉郎/能と地唄舞/たたみ/すみこなし/新画室応答 梅原龍三郎画室/隠された芸のやま/素人芸は下克上/鬼門談義/芸術家のすまい 対談 梅原龍三郎 吉田五十八/木情家/素人と玄人/建築に盛る平安朝/建築と衣服の調和美/木のこと 木造建築のこと 対談 吉田五十八 清水一/設計緩急/日本美術の展示 採光照明の一考察/短すぎる建築修行 大学の建築科を五年制に/スライド建築家/個展の非具象美/混邦楽/建築士の昔と今/数奇屋偽物もの語/演教の分離/私の座右銘/勇気あることば/しゃれの名人/稽古場抄話/日本建築の創造 聞き手 伊藤ていじ/邦楽にも段位を/創作と遅筆/芸のつぐない袋/芸のなれ/洒落と庵号/優雅な生活/京の家 江戸の家 講演/数奇屋十話
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