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書籍名: |
建具の手がかり 境界を操作する39の手法
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著者名: |
藤田雄介 |
発行所: |
学芸出版社 |
判型: |
B5 |
ページ: |
188 |
価格(税込): | ¥ 3,080 | 価格(税別): | ¥ 2,800 |
発行年月: |
2024.09 |
商品コード: |
76152904 |
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建具は空間を仕切りながら、つなぐものでもある。自らの設計の軸に建具を活かし、建具メーカーも運営する著者が、近代建築の巨匠から気鋭の若手までの26作と、著者自身による13作を充実の図面・写真とともに紐解く。距離、構え、環境、ディテール、再利用の5つの観点から、境界と空間を操作する建具の可能性を見出す一冊。
■目次
序 すべては建具である──閉てながらつながる空間モデルへ
1章 距離──建具と構成の組み合わせによる複雑な距離感 1-1 スカイハウス (菊竹清訓) 1-2 那須の山荘 (宮晶子) 1-3 T house (藤本壮介) 1-4 ササハウス (矢部達也) 1-5 藤村記念堂 (谷口吉郎) 著者事例1-1 ジャジャハウス 著者事例1-2 柱の間の家 コラム1 感染症と建具
2章 構え──建具が表情をつくり、また一変させる 2-1 旧前川國男邸 (前川國男) 2-2 Small House (畝森泰行) 2-3 SHAREyaraicho (篠原聡子+内村綾乃) 2-4 家と道 (中山英之) 2-5 KITAYON (寳神尚史+太田温子) 2-6 house/studio O+U (木村吉成+松本尚子) 著者事例2-1 花畑団地27号棟プロジェクト 著者事例2-2 傘と囲い コラム2 生産と建具
3章 環境──建具の重なりから生まれる多元的な快適性 3-1 聴竹居 (藤井厚二) 3-2 反住器 (毛綱毅曠) 3-3 牛久のギャラリー (堀部安嗣) 3-4 白馬の山荘 (仲俊治+宇野悠里) 3-5 小杉湯となり (樋口耕介+瀧翠) 著者事例3-1 AKO HAT 著者事例3-2 公園上の家 著者事例3-3 羽根木の住宅 コラム3 衣服と建具
4章 ディテール──受け継がれつつ、積み重ねられる工夫 4-1 旧猪股邸 (吉田五十八) 4-2 井の頭の家 (吉村順三、増築:日高章) 4-3 私たちの家 (林昌二+林雅子、改修:安田幸一) 4-4 ZIG HOUSE / ZAG HOUSE (古谷誠章) 4-5 小石川の家 (手嶋保) 著者事例4-1 東松山の住宅 著者事例4-2 白と黒の家 著者事例4-3 山手の住宅 コラム4 工芸と建具
5章 再利用──エレメントから空間を変え、広域と結びつく 5-1 豊崎長屋 (大阪市立大学 竹原・小池研究室+ウズラボ) 5-2 須栄広長屋 (大阪市立大学 小池研究室+ウズラボ) 5-3 SAYAMA FLAT (長坂常) 5-4 真鶴出版2号店 (冨永美保+伊藤孝仁) 5-5 &Form スタジオ兼ギャラリー (中村竜治) 著者事例5-1 芦花公園の住宅 著者事例5-2 糸帳 (いとばり) 著者事例5-3 野縁の家
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