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書籍名: |
建築設計資料集成 福祉・医療
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著者名: |
日本建築学会 |
発行所: |
丸善 |
判型: |
A4 |
ページ: |
179 |
価格 : | 在庫なしのため未定 (入荷後状態によって価格設定を行います) |
発行年月: |
2002.09 |
商品コード: |
62107090 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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低額古書 |
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■第1章 福祉 大きな変革期を迎えている日本の社会福祉にあって、歴史的経緯を踏まえた上で、これからの新しい福祉とそれを支える施設計画について紹介する。 子ども、障害者、高齢者などの利用者別に大きく五つに分類し、居住系と通所系に大別して構成。居住系は住宅や医療施設と、通所系は教育や就労施設などと連続した内容を持っているため、福祉行政の範囲に限定せずに、関連する施設も併せて取り上げた。複合施設についても、利用者の複合、居住系の複合、通所系の複合、それらの組み合わせ、と多様であるので、利用者別の枠組みの中で、それらの構成に応じて取り上げている。 また、「地域に根ざした福祉」の視点を基本に、特徴的な地域を取り上げるとともに、できるだけひとつの事例を総合的に、成立のプロセスを含めて捉えられるようにした。この地域との空間的なつながり、また、屋内外のスペースの連続性は重要で、それを示すことを重視した。 ■第2章 医療 数多くある海外事例の扱いについては、社会制度・病気に対する意識、そして経済や建築の背景が異なるため、すべてを網羅することはせず、特徴的なものをとりあげるにとどめた。 国内においては、一般病院を中心に、小規模な病院や個人開業医の診療所・歯科医院、健康増進や健康の管理機能を備えた施設、高齢社会を背景に昨今注目を集めてきたリハビリテーション施設、今後ともますます重要性を帯びることが予想される救命救急センター、今後の動向が注目される日帰り手術センター、診療のほか教育・研究を併せて行っている大学病院、循環器病・粒子線医学の専門病院、そして終末期ケアの中心的役割を果たすホスピスなどできるだけ多様な医療サービスを提供する建築事例を掲載した。 さらに、ホテルから病院への改築の事例、20世紀前半に多く建築されたサナトリウム、現代の病院の先駆けとなったモデルプラン、そして建築計画上、歴史的にも記録をとどめるべき病院事例にも目を向けた。
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