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書籍名: |
(増補)皇居前広場
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著者名: |
原武史 |
発行所: |
筑摩書房 |
判型: |
文庫 |
ページ: |
280 |
価格(税込): | ¥ 1,045 | 価格(税別): | ¥ 950 |
発行年月: |
2007.12 |
商品コード: |
48009115 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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東京の中心にある「空虚な空間」皇居前広場。「日本人」なら誰でも知っているこの広大な広場は、しかしもう半世紀以上もほとんど使われていない。かつての、日本で最大の政治空間から、忘却された空間へというその変容は、なぜ起こったのか。ここを定点観測点として見えてくる「明治」「大正」「昭和」、そして戦後占領期や戦後独立期の思想状況とは。当時の新聞・雑誌、日記や回想録、小説、映像、書簡などを駆使して、政治空間としての「皇居前広場」から近現代の思想史を追い、近代天皇制における「視覚的支配」の実態に迫る意欲作。文庫化に当たり天皇制と音楽をめぐる補論を増補。 ■目次 ・第1章 皇居前広場とは何か ・第2章 「無用の長物」・・第I期 ・第3章 天皇制の儀礼空間として・・第II期 ・第4章 占領軍・左翼勢力・天皇・・第III期 ・第5章 空白と復興と・・第IV期・第V期 ・第6章 再論・皇居前広場とは何か 皇居前広場は「公共空間」か/東アジアの広場との違い 伊勢神宮との類似性/出雲と伊勢/京都と東京 広場に現れた現天皇と現皇后 ・補論 田植え歌からYOSHIKIまで 天皇制と音楽をめぐって ・宮城・皇居前広場関連年表 ・あとがき ・文庫版あとがき ・解説 「わけの分からぬ広場」の肖像 藤森照信
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