|
書籍名: |
磯崎新の「都庁」 戦後日本最大のコンペ
|
著者名: |
平松剛 |
発行所: |
文藝春秋 |
判型: |
B6 |
ページ: |
476 |
価格 : | 在庫なしのため未定 (入荷後状態によって価格設定を行います) |
発行年月: |
2008.07 |
商品コード: |
16370290 |
|
品切 / 探求書申込扱いとなります。
|
低額古書 |
|
1985年、バブル前夜の東京で行われた新宿の新都庁案コンペ。磯崎新が提出した幻の「低層案」、そのキーワードは「広場」と「錯綜体」だった。建築界の知の巨人の、夢と格闘の軌跡を追う、建築ノンフィクションの大作。難解で知られる磯崎新の思想と、日本近代建築史も丁寧に解説。 ■目次 ・第一章 東京大戦 早起きは三文の徳/丸の内か、新宿か/急がば回れ/「ぶっちぎりで勝とう!」/磯崎新のコンペ要項読み方講座/三つの案 ・第二章 ぽんこつエリート 唯一おもしろそうな人/死者のための都市/つまらない!!/失楽園/わからない人/建築家の腹/恐い人 ・第三章 右往左往漂流記 大空間を覆う/恐い人2/ハイ-ライズ/踊る大紐育/摩天楼/ネゴシエイター/夢のカリフォルニア ・第四章 帝国の逆襲 帝国の逆襲/帝国の学習/黒幕・岸田日出刀/勅撰建築家・丹下健三/じく ・第五章 磯崎新の帰還 振り出し/嗚呼、高校三年生/磯崎新 都へ行く/建築学科へ/磯崎新 丹下研に入る/貧乏長屋/建築家のデビュー?/美よ さらば/父の影 ・第六章 錯綜体 カタチが先か、言葉が先か/空中都市/東京計画 一九六〇/じくじく/めまい/やっぱり「東京」/皮算用/修羅場/錯綜体/グランド・ツアー 一九六三 ・第七章 冬の王 別れても好きな人/大阪万博/縄文コケシと建築と政治の微妙な関係/最高傑作という名の哀しみ/インテリもつらいよ/建築家と政治家/斜陽 ・第八章 遡行 形が決まらない/闇のささやき/空白/建築の解体/焼跡に建ちあがるもの/○×△□/幾何学的迷宮/大風呂敷の広げ方/前衛は建たない/形が決まった! ・第九章 反撃 勝てば官軍/踏んだり蹴ったり/乱れからくり/反撃/アナログとデジタルの間で/木/カメラアイ ・第十章 都会のマジックアワー 権力の衣裳/「庁舎」か「シティ・ホール」か?/黄昏の帝国/いまさら広場なんて・・・/奇妙なものがたり/反乱/巨大空間/都会のマジックアワー ・エピローグ 建築喜劇
|
|
|
|
|