建築家とはいったい何者であるのか。世界の建築界に鮮烈な衝撃を与えつづけてきた磯崎新が、この根源的な問いに向き合う。自らの思考と挑戦の軌跡をふまえ、内外の建築家と対話するエッセーが、「他者としての建築家」像を浮き彫りにする。現代文庫版刊行に際し、各章に新稿を加え、現時点から主題を解明した。
■目次 序名 ・I 60年代 祝祭の日々にであって、めまぐるしかった 署名/命名/襲名/分名/職名/代名/指名/消名 ・II 70年代 宴の後の世界は度し難く冷えきっていた。 与名/騙名/閾名/異名/無名/倭名/後名 ・現代文庫版あとがき ・解説
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