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書籍名: |
建築はいかに社会と回路をつなぐのか
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著者名: |
五十嵐太郎 |
発行所: |
彩流社 |
判型: |
A5 |
ページ: |
286 |
価格(税込): | ¥ 2,420 | 価格(税別): | ¥ 2,200 |
発行年月: |
2010.01 |
商品コード: |
77911475 |
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著者が過去に執筆した一連の著作を貫くテーマでもある「建築はいかに社会と回路をつなぐのか」。本書は、「建築」という具体的なモノを手がかりに「世界」を測定する試みである。文字通りの世界だけでなく、西洋と東洋、国家や宗教などの共同体、マイノリティ、男/女のジェンダーから「私」まで、さまざまにスケールを変え、また時代の変遷を追いかけながら建築と社会の関係を問い、行方を論じる。 ■目次 ・まえがき グローバリズムの時代における建築と歴史 ・歴史編 第I部 共同体と他者 となりのユートピア/世界の表象 建築史とフィールドワーク 文献資料の外側にあるもの 乱反射するオリエンタリズム 1492年 内なる他者の「隔離」、外なる他者の「発見」 アフリカン・アメリカン・アーキテクトの憂鬱 ・歴史編 第II部 建築家と他者 ジェンダー論1 女性性をめぐって ジェンダー論2 女性と建築家 自伝論1 建築家という<私> 自伝論2 建築界の黒羊を名乗った男 下田菊太郎論 遅咲きの建築家列伝 建築はいかに社会と回路をつなぐのか ・現代編 第I部 都市の記憶 日本国家を表象する建築/僕たちは靖国を知らない ふたつのグランドゼロ/廃墟になる自由 重層的な時間を風景に刻む/近代の建築は愛されているか ダム建設がもたらした現代の祝祭/博物館化する上海 歴史の天使が舞うベルリン ・現代編 第II部 都市の変容 *公共空間 リスボンの資産、現代の広場/グラーツの橋が教えるもの シアトルの新しい図書の場所/ルツェルンをおおう大きな屋根 台湾の開かれたスタジアム *文化戦略 都市的建築としてのビルバオの美術館/祝祭都市ヴェネチアの生きる道 マニラを支配した権力の建築/ソウルに生まれた新名所 *予防監視 99%と100%のあいだ/世界遺産の落書きに思う 新世界への扉を開くグーグル・ストリートビュー *都市名所 シアトルと東京の塔 東京と名古屋の新しい顔となる高層ビル ニッポンのドーム建築 21世紀を切り開く、鳥の巣 北京の忘れがたい兄弟ビル ・あとがき ドバイ以後の世界を測定する旅とメディア
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