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書籍名: |
こどもと大人のためのミュージアム思考
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著者名: |
稲庭彩和子 編著 |
発行所: |
左右社 |
判型: |
四六 |
ページ: |
296 |
価格(税込): | ¥ 1,980 | 価格(税別): | ¥ 1,800 |
発行年月: |
2022.03 |
商品コード: |
86528079 |
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こどもと大人が共に文化やアートに出会い、楽しむことを応援する「Museum Start あいうえの」は、上野公園近隣に位置する9つの文化施設が合同で行うラーニングプロジェクト。
本書ではプロジェクトでの活動を写真付きで紹介。さらにプロジェクト当事者の視点から、ミュージアムでモノを見て思考する体験を「ミュージアム思考」と捉え、視覚的、身体的、共在的、超越的、持続的の5つの側面からその体験を紐解いていきます。博物館・美術館の新しい時代の楽しみ方が学べる一冊。
■目次 理論編 1 新しい学びのプロジェクトがめざす姿 ・すべての子供たちにミュージアム体験を! ・子供と大人が共につくる、学びのかたち VOICE1 博物館の展示を「相対化」して新たな学びを生む 小川達也(国立科学博物館) VOICE2? どんな意見も受け入れてくれる場所 藤田千織(東京国立博物館) 2 なぜ今、ミュージアムで新しい学びなの? ・社会の共通財産としてのミュージアム ・ミュージアムがつくる文化的つながり「文化縁」 VOICE3 娘と私の第二の我が家になった上野 安達治枝(プログラム参加者) VOICE4 固定された関係性から解放される日 廻京子/草野くる美(認定NPO法人キッズドア) 3 ミュージアムで見て考える ・ミュージアムでモノを見るとは ・見て、考える力 ・分かち合う力 VOICE 5 ミュージアムがもたらす成長を感じる体験 鈴木秀樹(小学校教諭)
・インタビュー ・一人ひとりが世界につながる「窓」としてのミュージアム 一篠彰子(東京国立近代美術館主任研究員・教育普及室長) ・記号化できない世界を把握し、問いかける 山口周(独立研究者、著作家、パブリックスピーカー) ・ミュージアムで育む批評的なモノの見方 落合陽一(メディアアーティスト)
実践編 5つのミュージアム思考 1 視覚的思考─モノを見ながら思考を深める 事例1 キュッパ部 事例2 Hi!Zai (やあ! 材料) 事例3 うえの! ふしぎ発見 コレクター部 考察 「見る」から始まるミュージアムの学び 2 身体的思考−身体感覚を総動員して考える 事例1 うえの! ふしぎ発見 けんちく部 事例2 やさしい日本語プログラム 美術館でポーズ! 事例3 キュッパ・チャンネル ムービー部 考察 展示室だけではなく、敷地もぜんぶミュージアム 3 共在的思考─他者の感情や経験を理解する 事例1 のびのびゆったりワークショップ 事例2 ミュージアム・トリップ 事例3 放課後のミュージアム 考察 「ともにある」ことの意味 4 超越的思考 時空を超えて深層に触れる 事例1 スペシャル・マンデー 事例2 うえのウェルカム 事例3 ティーンズ学芸員 考察 自己を超えた社会や世界とのつながりを見出す 5 持続的思考─答えを急がず問いを持ち続ける 事例1 ぼうけん部 哲学対話 事例2 うえの! ふしぎ発見 アート&アニマル部 事例3 うえの! ふしぎ発見 ゴッホ部 考察 わからないことを考え続けるということ
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