|
書籍名: |
磯崎新の建築・美術をめぐる10の事件簿
|
著者名: |
磯崎新・新保淳乃・阿部真弓 |
発行所: |
TOTO出版 |
判型: |
150×220 |
ページ: |
324 |
価格(税込): | ¥ 2,200 | 価格(税別): | ¥ 2,000 |
発行年月: |
2010.02 |
商品コード: |
88706308 |
|
|
磯崎新が、ルネサンス以降の歴史から建築・美術に影響を与えた重大事件を10件抽出し、それらと現在がどのような関係をもつのか紐解いていく。 対談相手には新進気鋭の美術史研究者を迎え、建築・美術にとどまらず、国家、宗教、政治、産業、文学、映画・・と、その内容は時代・ジャンルを超え、縦横無尽に展開される。1章読み終えるごとに歴史の軸が自身に確立されていくような、骨太な読み物。 ■目次 ・はじめに 磯崎新 ・第1章 15世紀 建築書はなぜ書かれたか 蝶番としてのアルベルティ -建築の「成立」から「解体」への道 ・第2章 16世紀 サッコ・ディ・ローマ 中心の喪失が強いた「離散」と「手法」 ・第3章 17世紀 権力者のパトロネージ 踊らされる建築家たち ベルニーニとボッロミーニ ・第4章 18世紀 グランド・ツアー 古典が相対化された次代 ローマ参詣とピラネージ ・第5章 19世紀 革命の挫折と近代国家の成立「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」 -見抜いていたマルクス ・第6章 20世紀(1)1900-10年代 未来派のメトロポリス 時間と速度の変容 マリネッティとサンテリア ・第7章 20世紀(2)1920-30年代 ファシズム時代のアーティストたち 古典主義と合理主義 -あるいは西欧近代化の遭難譚 ・第8章 20世紀(3)1940-50年代 ネオ・レアリスモ 「リアル」とは何か イデオロギーが激震した時代のこと ・第9章 20世紀(4)1960-70年代 消えたユートピア革命と洪水が残したもの ・第10章 20世紀(5)1980-90年代 群島の間に・・・均質空間を崩す ノーノ、カッチャーリ、イソザキ ・あとがき まだ事件現場にいます。磯崎新
|
|
|
|
|