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書籍名: スケッチで学ぶ建築文化史 透視図から近現代建築の保存再生まで
著者名: 渡邉研司
発行所: 理工図書
判型: A4 ページ: 144
価格(税込):¥ 2,970価格(税別):¥ 2,700
発行年月: 2022.02 商品コード: 84460911
 
   内容・概要   
2010年代からカリフォルニア、サンディゴのニュースクール建築学校とアメリカ建築家協会(AIA)、生命科学研究所として有名であり、その研究所の建築の設計をルイス・カーンが行ったことでも知られるソーク生物学研究所が共同で設立した、「建築のための神経科学学会(ANFA)」では、脳科学(ブレインサイエンス)、神経科学(ニューロサイエンス)、認知科学(コグニティブサイエンス)など、科学として人間の感覚や感性、感情と建築空間やデザインプロセスを結びつけようという試みが行われている。

このことを知った著者は、これからの建築の進むべき道は神経建築学(ニューロアーキテクチャ)ではないかと直感しつつ、自ら行ってきた保存や再活用を含めた近代建築史研究の成果と新しい建築のあり方、すなわち理論と実践をなんとか結びつけたいという執念にかられる。この理論と実践の結合に対する執念と、著者の15年に及ぶ教育や研究において、人間が有する身体的な感覚、すなわち手を動かしてスケッチすることの大切さを授業に取り入れることが出来ればという思いが結びついて誕生したのがこの本である。

近年、CADやAIによってその喪失に拍車がかかっている建築、そして都市に対する私たちが有する触覚的な感覚や感性を、もう一度取り戻すために最適の書である。

■目次
・第1講
 ガイダンス 講義のねらい
・第2講
 近代思考=透視図の始まり(視覚革命1)
・第3講
 描いている自らを描く=自画像の始まり(視覚革命2)
・第4講
 風景の誕生のピクチャレスク(視覚革命3)
・西方への旅1
・第5講
 記憶装置としての廃墟と遺跡
・第6講
 創られた伝統 ゴシックVSクラシック
・第7講
 美しさを問い直す アール・ヌーヴォーとエコロジー
・西方への旅2
・第8講
 トルコからイギリスへ 鉄と近代建築の出会い
・第9講
 ローマからフランスへ 鉄筋コンクリートと近代建築の出会い
・第10講
 憧れからライバルへ
  建築家ル・コルビュジエ(近代建築の巨匠1)
・第11講
 建築も都市も生きている
  建築家フランク・ロイド・ライトの有機的建築(近代建築の巨匠 2)
   西方への旅3
・第12講
 集まって住むこと 理想の共同体を求めて
・第13講
 建築家になるために 建築家教育の彼岸
  AA スクールとジョサイア・コンドル
・第14講
 命ある近代建築との共振=エンパシー 保存と再生に向かって
・西方への旅4
・建築文化の星座

・あとがき
・図版出典

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