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書籍名: |
戦争と万博
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著者名: |
椹木野衣 |
発行所: |
美術出版社 |
判型: |
四六 |
ページ: |
349 |
価格 : | 在庫なしのため未定 (入荷後状態によって価格設定を行います) |
発行年月: |
2005.02 |
商品コード: |
56820174 |
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品切 / 探求書申込扱いとなります。
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低額古書 |
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戦前に計画された紀元2600年博と1970年の大阪万博EXPO 70を結ぶ、都市計画家、建築家、そして前衛芸術家たちの、終わりなき「未来」への夢の連鎖のなかに「環境」の起源をたどるタイムトラベル的長編芸術評論。
■目次 ・第1章「爆心地」の建築-浅田孝と「環境」の起源 戦争と「こどもの国」/焼け跡から「環境」へ、「環境」から未来へ/原爆時代と建築/「列島改造」と「日本沈没」 ・第2章 1970年、大阪・千里丘陵 人類の進歩と調和/「未来」の矛盾、「世界」の矛盾/未来と夢の廃虚/フジタと太郎 ・第3章 「実験」から「環境」へ-万博芸術の時代 空間から環境へ-エンバイラメントの会/実験工房からインターメディアへ/巨大なトータル・シアター ・第4章 ネオ・ダダとメタボリズム-暗さと明るさの反転 奇矯な明るさ/前衛の突然変異/ふたりの境界人-粟津潔と磯崎新 ・第5章 戦争・万博・ハルマゲドン 廃墟となった未来都市-電子的迷宮/紀元2600年の万国博覧会/ハルマゲドン・チルドレン ・第6章 そこにはいつも「石」があった 月からの石と投げられた石/穴を掘る-「位相―大地」/石を置く-石子順造と李禹煥/石を売る-「無能の人」/石の時代-環境と芸術 ・第7章 ダダカンと「目玉の男」 1970年4月27日へのタイムスリップ/ダダイスト糸井貫二/震災というダダイスム/都市衛生を駆け抜ける裸体 ・第8章 万博と戦争 映画人・甘粕正彦/バーチャル・シティとしての満洲国=大阪万博/「環境」の起源/「環境開発論」と「日本列島改造論」/曲がりくねったら、それは芸術だ ・核の時代-「あとがき」にかえて
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