炭坑、採石場、赤煉瓦の倉庫、連絡船、鋸屋根の工場。産業構造の転換とともに、時代に取り残され、壊されゆく数々の産業遺産。そこには背負ってきた歴史があり、当時隆盛を極めた資本と技術の精髄と、人々の手仕事の痕跡がある。その美しさを動態保存し、地域の資源としてまちづくりや観光に活かしている各地の試みを訪ねる。 ■目次 産業遺産探訪/美唄・夕張/青函連絡船/小坂鉱山/大谷/足利・桐生/金沢/瀬戸・名古屋/舞鶴/土佐電気鉄道/門司・下関/活用へ向けて/付録 近代産業遺産保存とその関連活動の歩み、訪れてみたい全国の近代産業遺産マップ、訪れてみたい全国の近代産業遺産、産業遺産関連ネット
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