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書籍名: |
ロゴスの建築家 清家清の「私の家」 そして家族愛
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著者名: |
松野高久 |
発行所: |
萌文社 |
判型: |
A5 |
ページ: |
320 |
価格(税込): | ¥ 3,080 | 価格(税別): | ¥ 2,800 |
発行年月: |
2018.08 |
商品コード: |
89491354 |
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本書は稀代の住宅作家として名を馳せた清家清についての評伝である。戦後の最小限住宅で注目された「私の家」を題材にして、建築に対する考え、信念、そして家族愛にも触れながら建築家・清家清の人物像を詳述した新しい作家論として注目される一冊。
新たな作家論の方法を提示 この本で、清家清の原点はギリシャだったという結論を導いていることがおもしろい。このことを清家先生に確かめたいという思いに駆られる。一人の建築家、その小さな作品でこれだけ語ることができるのだという、研究者としての松野君の力に驚く。またそれだけの許容力を清家先生の小さな「私の家」はもっていたと思われる。本書はそういう意味で、新たな作家論の方法を提示しているようにも思える。(仙田満氏の「刊行によせて」より)
■目次 ・刊行によせて(仙田満) ・はじめに 「家(いへ)」の原型への回帰 ・第I章 アカンサス・アーティチョーク・アイビー 幾何学的理性」の退行 ・第II章 アクロポリスの丘の夕日パルテノン行─ ・第III章 清家清の建築思想の原点 ・第IV章 「私の家」再考 ・第V章 機能主義の超克(I) Other Direction ・第VI章 機能主義の超克(II)ファンクション(機能)からパフォーマンス(性能)へ ・第VII章 エントロピーの増大 死
〈講義用シート〉 ・結びにかえて 「永遠の瞬間」 ・おわりに ロゴスの人・清家清 ・引用参考文献 著書・論文リスト
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