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書籍名: |
愉快な家 西村伊作の建築
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著者名: |
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発行所: |
LIXIL出版 |
判型: |
205×210 |
ページ: |
72 |
価格(税込): | ¥ 1,650 | 価格(税別): | ¥ 1,500 |
発行年月: |
2011.03 |
商品コード: |
86480714 |
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大正から昭和にかけて自由闊達に、鮮烈に生きた人物、西村伊作(1884-1964)。 自由な考え方は暮らしそのものにも及び、住宅に対してもいかんなく発揮され、文化的に住まうライフスタイルを伝えようとした。 本書では伊作の思いが凝縮した彼の自邸を紹介。当時としては画期的な、居間中心の間取りや自前で工夫した上下水道の設備、実用的でシンプルな家具など、楽しく心地よく暮らすために生活すべてを設計した伊作の試みを、彼の言葉や詳細図、図版などで詳しく分析する。 また、現存する貴重な建物を当時の写真やエピソードを交え図版豊富に紹介する。 鼎談では、独学だからこそ成し得た発想や、何事にも囚われない姿勢、育った環境による資質や独特の世界観が明かされる。さらに日本の住宅史の中で果たした役割について時代背景や生活改善運動などを絡めながら再考する。 100年も前に生活を芸術として生きた西村伊作。彼の理想の住まい・暮らしのユートピアを記録した貴重な一冊。 ■目次 ・伊作の楽しきわが家 百年前、伊作が新宮に建てたスウィートホーム 家族が過ごす食堂・居間は広く、明るく、快活に 窪みや出窓がつくる巣のような居心地 洋館に、日本の家のよさも取り入れる 丈夫で簡素な家具こそ美しい 上下水道のない時代に、自前で設備をつくる 自邸IIIの平面図 自邸I・IIの平面図 ハンドメイドで生きた人 西村伊作のこと 黒川創 鼎談 生活の設計家・西村伊作 大竹誠・坂倉竹之助・藤森照信 西村伊作略年譜 ・今も残る伊作の建築 住み継がれる百年前のバンガロー 坂口道雄邸 広いベランダのある簡素な家 妹尾丸夫邸 石積みの塔とスロープのある教会 倉敷教会 「おとぎの城」と謳われた保育園 若竹の園 美しい思い出を育む英国風コッテージ 文化学院 前田慶治邸 旧林桂二郎邸 旧チャップマン邸 紀南教会 大正デモクラシーの住まい 西村伊作の住宅 田中修司
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